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1994年卒業の近藤です。長らくご無沙汰しておりますが皆様お元気でお過ごしのことと思います。
先日久しぶりに富山にいってきました。富山を離れて既に15年が経とうとしていますが、未だに五福に下宿している夢を見てハッとすることがあります。ふとしたことからネット上で地鉄路面電車の動画を見つけ、車窓からの風景を眺め車内放送を聞いているうちに、また富山に行きたくなりました。
富山地方鉄道富山市内軌道線 前面展望 富山駅前駅〜大学前駅
http://www.youtube.com/watch?v=DNvJIdLpD74
3月初旬とはいえ長野・新潟県境あたりでは依然雪が降り凍結することがあります。天気予報と交通情報を慎重に見極めた上で、夜間ETC割引を利用して深夜に出発することにしました。
学生時代には富山から安房峠を越えて八王子に至るスリリングなルートを夜間7時間半かけて走ったと記憶しています。今回の「帰省」は外環、関越、上信越、北陸道経由の片道6時間でした。季節が良ければ自然豊かな上高地、硫黄臭漂う白骨温泉、奥飛騨温泉郷を通る、旅情誘われるルートをのんびりドライブしたかったのですが。
強風に煽られ、みぞれや雹に見舞われ、睡魔と格闘し、へとへとになって早朝ようやく富山の町に辿り着きました。するとそこにはあるはずの建物が無く、無いはずの道や建物があり、浦島太郎になった気分でした。カーナビを無視して昔の記憶を頼りに進み、いつしか道に迷ってしまうことも何度かありました。
学生時代に足しげく通い、その経営に多少なりとも貢献したはずの古本屋や銭湯は姿を消していました。時々皆で繰り出した「露西亜」、ホワイトソースが美味しかった大学近くの喫茶店、揚げ物定食の「秀食堂」、風邪の時にネギ大盛りを頼んだ中老田の「竜豊ラーメン」などがなくなっているのは何ともさびしい気がしました。喫茶シャローム、シャルロッテ、豚々亭、アジャンタ、タージ・マハールはどうやら残っているようでした。
なにはともあれ、白く聳え立つ立山連峰と広々とした富山湾は、相変わらず気持ちのよい眺めで、清清しい気分になりました。昔懐かしい五福の路地と総曲輪を歩いた後は、大和の地下で富山の地酒と海の幸を買い込み、眺めの良いホテルの部屋で思う存分堪能しました。土産には五福ハローで八町米と「雪ちゃんの日本海味噌」を、マリエで源の「特選ますのすし」を、その他白エビおぼろ昆布〆や昆布巻き蒲鉾などを買いました。
金沢と名古屋に立ち寄って米原経由で帰ると、走行距離は1200kmを超えていました。途中でギブアップしたくなるほどの苦行の旅でしたが、久しぶりに思い出の地、富山を訪ね、記憶の中の風景を辿り、美食を堪能して、大いに充電することができました。また何年かしたら富山に「里帰り」したいと思います。
21 марта 2009 г.
Душанбе, Ҷумҳурии Тоҷикистон
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