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  • 会員の研究報告

  • 投稿者:管理人
  • 投稿日:2016年11月 4日(金)19時47分33秒
 
会員の方の研究報告を掲載します。

会員の方は、ご自由に,ご自身の研究成果や実践報告を書き込んでください。

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  • [10]
  • カウンセリング例17313

  • 投稿者:安藤嘉啓メール
  • 投稿日:2017年 3月13日(月)21時36分24秒
  • 編集済
  • 返信
 
体育館に行くと女の子がふたりの隅ですわって
いた。知っている子だったので近づいて行き、
「どうしたの?」
と声をかけた。すると一方の子が
「先生、Mさん元気づけてやってください、情
緒不安定なんです。」
と言ってきた。それで私はMの横に座った。暗
い顔してひざの間に顔を埋めている。
「どうしたん?」
「学校なんか無意味、来たくない。でも家だっ
てやだし。親は勉強しなさい、って言うだけだ
し。」
と小さなこえでつぶやいた。
私はこのMがこうつぶやいた時、あれ?って思
った。マット運動が得意な運動神経のいい子な
のに....そういえば、担任が荒れてる、って言
ってたな。マット運動ですばらしい技を演技す
る彼女の姿を心の中で思い起しながら、
「一番楽しかったことを思い出してみれば?一
番楽しかったことを思い出して楽しんだら?」
と言ってみた。
かくゆう私もそんな時は過去の楽しかった思い
出を思い起こしては楽しむことにしている。私
としては習っていた体操競技のことを話始める
にちがいない、と思ってMを観察した。
「たのしいことなんてない....」
とつぶやいて戸惑いを彼女は見せた。様子を見
ていると、ちょっと考えたようだったが、ゲー
ムの話をし始めた。
「解説つき、ゲームを見ているとたのしい。」
えっと思ったが、幸い、私も昨日はゲームをし
ていた。
「へー、ゲームすき?実はおれも昨日はゲーム
をしていたんだよ。バイクのレースゲームだけ
どね。画像がきれいで、スピードを出してとば
すと、はるか山が、どんどん迫ってくるんだ。
景色がきれいだったなあ。娘のプレイステーシ
ョンを使ったんだけどね」
「私は解説つき戦争ゲームなの。」
「ええ、そんなのやってるんだ。」
「ううん、うちゲームとか制限されててできな
いから、画像を見てるだけなんだけど..」
「画像というとUチューブかなんか?」
「うん,ゲームの画面を流してるんだけど、解説
しながらやってるの。」
「チャット機能?先生は娘にインターネットに
つなげることを禁止されてるんだけど、チャット
しながらゲームするって楽しいよね。」
「ううん、チャットでなくて、ゲームやってる人
が解説しながらゲーム進めてるの。戦争ゲームで
となりの国が自分のものになったり、条約結んで
味方になって違う国を侵略して自分のものにした
り。」
「へええ、世界制覇?か。」
「それでね、第二次大戦中の武器とか、戦車とか
使うの、その武器について細かく説明して暮れる
んだ。これはドイツせいでヘルキャットと呼ばれ
てるとか...」
Mは語り始めた。私はカウンセリングの常套手段、
繰り返しを使うだけだった。次第にMの目が輝い
てくるのがわかった。なんとか立ち直ってほしい
ものだ。と思った。

  • [9]
  • 教務戸田2

  • 投稿者:安藤嘉啓メール
  • 投稿日:2017年 2月26日(日)20時59分19秒
  • 編集済
  • 返信
 
もう、何年も前の話で時効と思うので書かせてください。
  その日、全国学力テストがあった。前日教務の戸田が、夜残っている人を集めて説明した。
全部部数そろえてあるから、番号違いがあるといけないので、そろえてあるまま生徒に配
布してくれ、ということだった。そこまではいいとしよう。
  次の日、私は自分の担当の教室へ行き、前日指示された通りに、番号順に配布した。
ところが、途中生徒一人分の問題がない。間をあけずに配れという指示に従ったのにである。
テスト問題をもらえなかった子が騒ぎだす。
どうしようかな、欠席者分を飛ばして回そうか、それとも順に回答用紙を前に送らせようか
と迷った。順に送らせるには開始時間が迫っているし、とそこで廊下を空きの先生が通った
ので、「テスト問題が足りないのですが」と声をかけた。
すると、しばらくして戸田教務が走って来て、
「番号順にひとりひとり配れ、と言っただろうッ。」
と私をいきなり、でかい声で怒鳴りつけた。
はあ?と私が思った瞬間、席にすわっていた男子生徒が
「そんなことやっとるわ。」
と怒鳴り返した。ナイス!
教務はその生徒をにらみつけたが、その瞬間にはクラス全員を敵に回していた。
結果は、欠席者分を回す、ということになったが、怒鳴られた私は全然謝ってもらえず、
怒鳴られ損なのである。だから、ここに載せてもらったというわけ。
皆さんごめんなさい。


  • [8]
  • 指導記録K

  • 投稿者:安藤嘉啓メール
  • 投稿日:2017年 1月 9日(月)22時13分50秒
  • 編集済
  • 返信
 
ある朝のこと。

 K君は,友人のI君と一緒に登校。ところが,I君が制服のボタンを上から三つ

はずしていたので離れたところからだったが,

「ボタンはめなさいよ。」

と声をかけた。ところが別に注意したわけでもないK君が反応。

「ちゃんとはめとるわ,ぼけ。」

とののしられてしまった。

「汚いことばはやめよう。」

と声をかけるがそのまま教室へ行ってしまった。

2時限目,英語の授業のTTでK君のクラスの授業に入った。K君は教科書も出さず

後ろの男子生徒に話しかけたり,隣の女子生徒の方をみて学習の邪魔をしたりしていた。

私はそばへ行って,

「教科書を出しなさい,前を向いて先生を見なさい,」

と耳元で声をかけた。

「うぜえ,向こうへ行け,おれに関わるな。」

とののしるK。

「いや,授業だ、がんばろ。」

としつこくならない程度,Kが切れない程度に声をかけ,その場をはなれた私。

距離をとると,突然,Kは教室を出て行ってしまった。私は数秒おいて彼を追いかけた。

すると彼は保健室にいた。

さて,ここからK君にどう接していくか。保健室に入る前に考えた。私がしたいことは

最終的にK君を教室に戻し,授業を受けさせるということである。ここで切らして暴れ

させてはまずい。過去暴れて玄関ドアのカラスを蹴破ったことのあるK君である。ここで

重要なポイントはK君に

「断る機会が与えられている」

こと。断る機会が与えられているので、私としては断られないような言葉,あるいは接し方

を探す」という作業が必要だった。

私の方針は決まった。

保健室に入るとまずK君の様子を観察した。精神状態はそんなに悪くはなかった。保健の

先生にむちゃ言って迷惑をかけてはいるが状態はそんなに悪くない。

「お迎えだよ。」

私は言った。

そうしてk君の目を観た。おだやかぁな目で観た。

するとK君意外にもうなずいてこちらへ来た。なんか保健室の後ろの方で保健の先生が

金きり声をあげてなんか言っているが,無視をしてK君を誘い出した。

ふたりで階段を上り始めた。とするとK君,急に語り始めた。

「昨日,おやじとけんかしたんだわ。」

「ふーん。」

「けんかしたのに朝,ラーメンが作ってあって,むかついて食べてこなかった。」

「なんで,,,いい父ちゃんだがや,小さい声でいいから,ありがと,って言って食べて

くればよかったのに。」

K君たまって私を見た。それから自分の家のこと少し話した。私はあいづちを打って聞いた。

すると廊下から金きり声がして,担任の先生が走ってくるのが見えた。

「さあ,行こか。」私。

「大丈夫ですか。」担任の先生。

「大丈夫ですよ。」私。

その後,K君といっしょに教室へ帰った,私だった。また,K君は,K君なりに授業を

受けたのだった。


  • [7]
  • ASDに対する自律訓練法(AT)の適用

  • 投稿者:地元の会員
  • 投稿日:2016年11月19日(土)07時59分55秒
  • 編集済
  • 返信
 

 こんにちは。最近臨床応用を始めているのですが、ASD(Autism
Spectrum Disorder)に対する「深層心理技法」としてATの適用を始めています。
 ASC(MSC)効果を期待しているのですが、どなたか症例をお持ちの先生がおられ
 ましたら是非情報交換したいと思いますので、宜しくお願い申しあげます。


  • [6]
  • ドリームキラー

  • 投稿者:安藤嘉啓メール
  • 投稿日:2016年11月13日(日)20時24分30秒
  • 編集済
  • 返信
 
最近、「うつ」と呼ばれる精神的病がよく話題に上る。「うつ」が話題となるのは
良いことだと私は思う。というのは「うつ」の原因がしばしば「人間」である場合
があるからだ。
私の近くにも「うつ」で自殺しかけた人や勤めに出れなくなった人がいる。Mさん
もその一人だ。
「安藤先生、おれ自殺しかけた時があるんだよ。」
「ええ、うっそぉ。」
「ホントだよ。地下鉄で飛び込みかけたんだ。」
Mさん見かけからはそうは思えない、元気に働くひとだった。
「地下鉄のプラットホームに立っているとね、むこうから列車がやってきて、その
とき思ったんだ。『ああ、あ今どびこんだら楽だろうなあ。』って。本当に全部無
くなって楽になるように思えたんだ。」
「それで、どうしたの?」
「うん、跳び込もう、って思ったらね、寸前、だれかに怒鳴られたんだ。『ばかっ、
やめろ。』ってね。」
「へえ、良かったね。」
「でもね、安藤先生、信じてもらえないだろうけど、僕の後ろにはだれもいなかった。
だれもいなかったんだよ。」
「ふーん、そりゃ、ご先祖様じゃない?」
そんな、種類は違うけど、似たような経験は私にもあった。かって、腕を骨折した
とき、心の中でだれかにささやかれた思い出がある。あれは、自分自身だったのだ
ろうか、それとも私の先祖の声だったんだろうか。
「大丈夫、必ずよくなるよ。」
と正体不明の声になぐさめられた。

疑問がわいたので、彼に聞いてみた。
「で、どうしてそうなったの?」
「それはね、今になって見ればばかみたいな話だけど、そのころ勤めていた職場に
いやな女の人がいたんだ。そいつが、おれのやることに何から何まで反対する上に、
耳元でささやくんだよ。」
「どんなふうに?」
「おれのやることに、ひとつひとついちゃもんつけてね。」
「うわ、やだねえ。」
「耳元でだめだ、だめだって、ささやくんだよ」
私はそれを聞いて思った。
私の職業ではやって当たり前、な感覚となり易い。別にすぐに成果が出る訳ではな
い。そして、ポジション争い。人をつぶそうとするやからが、大勢いる。
でも残念ながら、それは自然の営みで普通の事なんだ。
この社会では。
新聞では、死ぬのはいかん、自殺はいかん、と盛んに主張するが、だったら、マス
コミお前らがどのくらいそういう状況を改善したというんだ。
だから、自殺は普通のこと、死は普通のことなんだ。
政府がちょっと予算を削減するだけで(別の方に使うために)、何万人と仕事にあ
ぶれる。仕事にあぶれれば食べてはいけない。
これは、普通のこと。
良い例が福島原発や、核燃料ゴミの後始末だろう。人の命なんかなんとも思ってや
しない。
マスコミや政府が自殺をするなと口だけなのは、人をこき使うためだけだろう。だ
ったら、自殺や、遊びは正義だ。
耳元で毎日のようにいやなことを言われれば人は狂ってしまう。自己否定に走るの
はあたりまえだろう。
それで、彼は自殺しかかったというわけだ。本人が原因ではないのだ、周囲が、そ
う望むのだ。そういう連中を私は、「ドリームキラー」と呼ぶ。ドリームキラーに
負けてはいけない。自分にまとわりついてくるドリームキラーに負けてはいけない。
自分の奥深く、潜在意識の中にいる自分を励ましてくれる自分、
「ばか、やめろ。」
と自殺行為を止めてくれるもう一人の自分。
「大丈夫、必ず良くなるよ」
と自分を励ましてくれる潜在意識の中にいる自分の声に耳を傾けなきゃ、だめだ。
人々との会話の中で、そう諭すもう一人の自分を見つけたのだった。


  • [5]
  • ロールプレー活用事例

  • 投稿者:ピグマリオン教育研究会会員
  • 投稿日:2016年11月12日(土)10時22分20秒
  • 返信
 
私が中学校の学年主任をしていた時、若い学級担任の先生がいじめ問題について

保護者との対応で悩んでいました。学級で孤立しているのではないかと心配して

いる母親と、心配はないと考えている担任の気持ちのずれが埋まらないのです。

そこで私が用いた方法がロールプレーです。私が若い担任の先生役をやり、担

任の先生はお母さん役をやるのです。私はあえてお母さんの思い過ごしをなじる

冷たい対応の担任を演じました。「私の見るところ、行事でも普通にみんな一

緒にやれているし、もともと一人が好きなタイプのお子さんだと思っています。」

と。すると母親役の学級担任は、自分がお母さんから訴えられたセリフを言う

のですが、だんだん熱がこもってきて、最後は真剣に私に訴え、私の返答に

腹を立てているような言葉になってきました。「先生は私の心配がわかってい

ない。」と。

ロールプレーはそこで完了です。

  • [4]
  • ピグマリオン効果に似た現象

  • 投稿者:ピグマリオン教育研究会会員
  • 投稿日:2016年11月11日(金)08時55分49秒
  • 返信
 
ピグマリオン効果に似た現象について書きます。

暗示は直接本人にダイレクトに作用するが、ピグマリオン効果は周りの人から作用

します。「あの子には見所があるよ」と周りの人に言うと、周りのひとは、「あの

子には見所があるんだな」と思い込んで、そようにその子を扱うようになります。

そこにピグマリオン効果が生まれます。だからピグマリオン効果は暗示と似ていま

すが暗示ではありません。

暗示は「お前は立派な子ね」と他者暗示したり「俺はできる」と自己暗示したり直

接当人に対してします。

感情学習

 小さな子どもがウサギと遊んでいるとき、ドーンと大きな太鼓の音を聞かせると

ビクッと驚きます。以後ウサギを見るだけでびくびくするようになります。感情の

学習が成立したのです。逆に父が子どもに将棋などのゲームで負けてやると、子ど

もは自分の将棋のうでに自身を持ちます。しかしこれはピグマリオン効果とは違う

います。

メンタルリハーサル

 催眠中にしたり、寝床の中で考えたり・・・上がらない練習をメンタルリハーサ

ルしておくと、本番でも上がりにくくなります。これもピグマリオン効果とは違い

ます。


自律訓練  これも自分でやる自己暗示に近いのでピグマリオン効果とはちがいます。

 本人にさとらせないで、周りがその人の扱いを変えていくところがピグマリオン

効果の特徴です。


  • [3]
  • 自律訓練法との出会いと活用事例

  • 投稿者:地元の会員
  • 投稿日:2016年11月10日(木)22時51分52秒
  • 編集済
  • 返信
 
 自律訓練法との出会いは昭和の時代に遡ります。30年余の過去のことが、最近のように感じられます。

 あるとき、「赤面・緊張」に悩む若い女性の方からのご相談を受けました。病院勤務のため医師にも相談

したが、薬物は副作用等のため使用できないとのことで、早速「自律訓練法」の指導を行いました。

 二ヶ月後には標準練習をほぼ習得し、「緊張感の改善」を自覚すると共に、「公園で花を摘む」等の簡単

なイメージの想起・没入が可能となり、気持の変化を感ずる由でありました。

 三ヶ月後からは、イメージ療法の「四季の窓※」を指導したところ良好に反応し、リラックスイメージに

いつでも没入できるまでになりました。

 半年後には、「赤面・緊張」も改善し、明るい笑顔を見せてくれる迄に回復しました。

 1年後に結婚されましたが、「自律訓練法」の練習を行うと容易にイメージの世界に入り、心身の緊張等

をコントロールできるとお礼をいただきました。

 その後お手紙もいただき、御主人と一緒に自律訓練法の練習をして喜ばれているとのことでした。

 御本人は、薬物が使えないため深刻に悩んでおられたにも関わらず、自律訓練法が著効を示した症例とし

て昨日のことのように記憶に残っています。簡単な事例紹介ですが皆様のご参考となれば幸いです。


(※)四季の窓

 元、関西催眠臨床研究会会長の、故笹田強兵氏が考案したイメージ法で、クライエントの自由なイメージ
 想起を促進する技法として考案された。「自分が望む季節を自由に選ぶ」ことで、イメージに没入しやす
 い利点がある。当初は催眠技法の一部としていたが、その後イメージ法として広く活用されるに至る。

          .

http://


  • [2]
  • 戸田教務

  • 投稿者:安藤嘉啓メール
  • 投稿日:2016年11月 8日(火)20時06分56秒
  • 編集済
  • 返信
 
もう時効だと思うので、真実を発表したい。
ある日、仕事をしていると、突然教務の戸田が私を呼んだ。なんだろうと第2会議室へ
ついていくと、大声で私を非難し始めた。
よく聞いて見ると、2年5組の男子生徒が体育の時間の態度が悪い、持久走で歩いている、ふざけているというのである。
いや、生徒はそれなりに一生懸命やていると思いますよ、というと彼はついに怒鳴り始めたのだった。
「なんで、そんなに平然としていられるんだ。どんなけみんながんばっとるのか知っているのか。」
私はむかっと内心来ていた。私から仕事を奪って活躍させないようにしているのはそっちだろ。公務分掌の内容を見れば明らかだがや。おまえそれでも組み合い活動やっとるのか、と思ったが、その先も聞いてやった。
「体育の時間のことだ、おまえの責任だろ。」
そうだ、わたしの責任もあるだろう、しかし、すべてが私ひとりで決まる訳ではない。それに、総務会(生徒の)の報告では、理科と音楽の時間がうるさいと報告されている。
ついに、彼は立ち上がって怒鳴りつけ始めた。
「おまえは、タバコをすっている生徒を羽交い締めにしたことがあるのか。」
私も同じように立ち上がって怒鳴りかえした。
「そんなもん、やっとるわ。」
「証拠を見せて見ろ。」
わたしはしぶった。なぜなら、100パーセントの自信などないからだ。
「やっとるんだろ、見せて見ろ」
わたしはしぶしぶ彼と職員室に戻ることになった。
そして、かれに生徒の授業記録を見せた。すると彼は急に持久走の記録の下がったデータを見つけて、職員室で怒鳴った。
「これはどうなっとるんだ、ちゃんと教えとるんなら、記録が上がっていくはずだ。」
と彼がゆびさしたプリントをわたしは皆のいるまえで読み上げた。
「これまで頑張って来たので、一生懸命走って来たが、途中でお腹がいたくなったこともあり、走りから離れてしまった。次からはがんばりたい。」
これが生徒が書いたプリントの内容だった。
ちなみに、彼が言う頑張りとは廊下で生徒を突きとばすことらしい。


  • [1]
  • 中国出身のU

  • 投稿者:安藤嘉啓メール
  • 投稿日:2016年11月 6日(日)18時02分13秒
  • 返信
 
だいぶ前の話で時効と思う(安藤)
中国出身のUは自分の身体の事を言われて切れた。

肩甲骨が発達仕切っていないことを、

「骨がない。」

と言われ,それを自分に対する侮辱ととった。

中学生の彼にとっては無理もないことだが、相手の

日本人にそんな気はみじんもなかった。単に同世代

の若者としてなにも考えずに感想を言ったに過ぎな

かった。水泳の時間中のことだった。

「先生」

と呼ばれて振り返るとUはMにつかみかかっていた。

飛んで言って

「待てっ」

と声をかける。間に割って入った。

止めた私をUは怒りをあらわににらみつけるのだった。

おいおい、と思いながら、私は、自分の神経回路の

回転数が上がらないように、呼吸を整えた。

「U、どうしたのかね?」

「こいつが、おれの悪口を言った。骨がないといった。」

「本当か?M?」

「悪口をいった覚えはありません。ただ、そう見え

たのでつい、口に出ただけです。」

水泳の時間中の、運動時によく見られるたかぶり、

アドレナリンの働きのように私にはみえた。

「おいおい、U、こいつ悪口を言った訳じゃないぞ、

ただおまえに話しかけただけだぞ。」

なおもUは私を怒りをもってにらみつける。

「ただ、なにも考えずに口に出しただけだぞ」

不満そうにUはなをも私をにらみつける。

「じゃ、本当に悪いやつってどんなやつだね。」

「だまって近づいて来て,ものをとるやつ。」

なんだわかってるじゃないか。

「じゃ,Mがおまえのものを盗ったのかね。

盗っちゃいないだろ、そんなにプンプンしてちゃ

友人になれないぞ。もし、相手と友達になるとして、

相手の趣味とか考えとか全くわからないなら、

水泳の時間だ、からだのこと言うしかないじゃ

ないか。もっと心を広くもて」

まあ、といっても中一じゃわからんだろなあ、

と思いながら、

「わかったんなら、水泳の方にもどれ。」

といいつけると、素直に戻って行った。

Uといえば、中国東北部出身なんだろうか?

遠い昔、海を渡ってきた、プライドの高い

人々のことを一瞬、私は思っていた。

 


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